「キミを見ていると胸が高鳴って息も苦しいくらいに心拍数が上昇してなんだか頬も熱くなってきて仕方がないんだ。ああいつもは抑えてるよ、ちゃんとね。だってさ、ボクのこの病気みたいな症状はそれだけじゃなくてキミを見るたびにその喉元を引き裂いて真っ赤な血を見てみたいと思うし、手元に刃物があるとキミの肌を刺してその肉を取り出したいって衝動に駆られるし目玉をくり抜いてボクだけ見つめてくれるように瓶詰めにしてしまおうかとか考えるし白い骨をばらばらにして一つ一つ組み合わせて形を失ったキミをボクがまた元通りにしてあげるっていうのもいいなと思うしキミの内臓がゆっくりじくじく腐っていくさまをつぶさに観察していたいしキミの銀髪があんまり綺麗だから血液で汚したらきっと素敵なんだろうなって想像するし溺れた時に肺に水が入って出る苦悶の声はきっとどんな音楽より素晴らしいんだろうしキミが焼死してしまった後の燃え滓を集めて暖炉の灰に混ぜたらボクは心から温まれるような気がするしキミの白い頸を締めて苦しみで歪んだ顔や赤くついた手の跡を眺めることもしてみたいんだ。ねえこれってひょっとしてもしかしてキミが好きってことなのかな?ルルーは憎しみだって言うしウィッチは愛だって言うし、どうにもボクじゃ判断できないんだよ。だからキミに訊いたんだけど、キミはどう思う?」

「それは愛の告白と受け取っていいのか?」
「さあ?お好きなように。」